日本の野鳥[トキ]
コウノトリ目 トキ科 トキ亜科
1908年(明治41年)保護鳥に指定され、大正時代の末に絶滅
したとされていましたが、1932年(昭和7年)に再び棲息が確認
されました。
しかし、個体数の減少には歯止めがかけられず、天然記念物・特
別天然記念物・国内希少野生動植物種に指定されていき、とうとう
2003年(平成15年)に「キン」が死亡しとことで、日本国産のトキ
は絶滅してしまいました。
現在、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーションでは、トキの
野生復帰に向けて、より自然に近い環境下で採餌や繁殖といった基
本的な生存能力等を養い、周辺環境にも慣れるといった、放鳥のた
めの訓練を行っているようです。
既に放鳥された固体もいるわけですが、放たれたトキは当然すべて
中国産の子孫と言うことになります。
現時点では29羽が放鳥されており、123羽が今後の放鳥のため飼
育・訓練されているようです。
南アメリカには、下記のようなトキもいるようです。
筆者は、トキと聞くと思い出す「歌」と「書物」があります。
前夜(桃花鳥 ニッポニア・ニッポン)
1982年
作詞/作曲/歌 さだまさし
桃花鳥(トキ)が7羽に減ってしまったと♪
新聞の片隅に、写りの良くない写真を添えた記事がある♪
ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん♪
僕らの生きているうちに この世から姿を消してゆく♪
わかってるそんな事は たぶん小さな出来事 それより♪
君にはむしろ明日の僕達の献立の事が気がかり♪
I’m all right♪
I’m all right♪
それに僕は君を愛してる それさえ間違わなければ♪
当時中学生だった私は、人間の愚かな部分や自然の儚さを痛感させ
られたことを思い出します。
神鳥(しんちょう)-イビス
著/篠田節子
“美しいものは怖くなければならない。怖いものは美しくなければ
いけない・・・・・・。”これは、九三年オリジナル単行本版の帯の中
で謳われたキャッチ・コピーなのだが、なによりも本書の物語の実
像をストレートに表現している言葉だと思う。
美しさを感じさせると同時に、背筋が凍りつくほどの想いが味わえ
る。『神鳥』に描かれるのは、そんな心底からの恐怖を体現して見
せてくれる物語なのだ。
(本書の解説ページ 解説者/星敬氏)
女流画家が遺した幻想画「朱鷺飛来図」には、もう一つの地獄絵図
という顔も隠されていました。
その女流画家の足跡を辿っていく過程で主人公たちは、若くして命
を絶った薄幸なその女流画家の情念と朱鷺という滅びに瀕した種の
怨念が生み出した異形の世界へ引きずり込まれて行く。
そのあたりの描写は書物を超越した感が残り、私にとっては心に残
る一冊となりました。
日本では、トキの他にも下記のような生物も絶滅したとされていま
す。
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佐渡のトキ、自然環境下で産卵確認…31年ぶり
環境省などは7日、新潟県佐渡市で放鳥され、営巣していたトキのペア1組
の産卵を確認したと発表した。
新潟県によると、自然下でトキの産卵が確認されたのは、1979年以来31
年ぶり。
環境省職員が6日、雄が巣の中で転卵した際に、二つ卵があるのを目視で
確認した。
産卵したペアは、3歳の雄と1歳の雌で、3月下旬以降、卵を温める「抱卵」
行動が確認されていた。
また、別のペアも産卵している可能性があるとしている。
4月7日13時35分配信 読売新聞
2010 年 4 月 7 日 3:13 PM posted by mizoguchi